規約あれこれ

 ぼちぼちと動いてる感じで。
流れが変だからそのうち書き込もうと思うけど、ここで一旦自分の考えを整理。
 自分の素材に対する考え方は先日書いた、門戸は広く規約は緩くあるべし、という考え。
規約をどれだけ厳しくしようが、違反は出てくるから、実質未然に防ぐ、なんてのは不可能に近い。それこそ、素材展示をやめて、メールで直接やり取りする、とかしか考えられないけれど、実はこれでも違反することは可能。これについては後述。


 さて、じゃあ、使うほうはどうなのか、と。これも様々なケースが考えられるわけで。
規約の細部に見落としがある、Readme書く時にミスがあった、そもそも見る気がない、他のシナリオから転載した、まぁ、大体出てくるのはこの辺りかな。
 最初の二つは指摘すれば大抵直してくれるタイプ。むしろケースとしてはありふれてよくあるほう。
 三つ目のケースは、規約が長文で複雑であれば、見るのも嫌になり、それだけ違反も増える、と言う逆効果。普通当たり前のことしか書いてないし、実際自分だってそんな長文きっちり見る気もなくなる。
 四つ目が未然に防ぐって意味では一番どうしようもない。既に素材作者の手を離れているのだから、どれだけ規約厳しくしても、パスをかけても無意味。
そこまでやるか、とも思われそうだけれど、実際、時期的に転載でなければ不可能、と言うような古いアイコンを使われた経験があるので、ありえない話ではない。


 じゃあ、四つ目の最悪のケース場合、何がいけないのか、誰が悪いのか、そして誰がどう対処するべきか。
 違反者は当然のこととして、それを未然に防げなかった素材作者か、そのシナリオからの転載を許したシナリオ作者か。
 当然、自助努力をしているのだから前者二人に責任追及なんて無理。シナリオからの転載を防ぐならシナリオ公開するな、と言う話になってくる。


 じゃあ公開、と言うのはどういうことか。当たり前のように公に開くこと。SRCにおける一般的な認識だと、本家リンクかGSCリンクに登録すること。
 個人で公開してる分には個々人で対処する他ないが、しかしシナリオがより多く人目に触れるのはシナリオリンクであり、登録数が多いのも事実。結局の所、これらシナリオリンクの管理人にも対処してもらうほかには最終的部分は行き着かない。


ここまで書くと、自衛手段、を訴えた私の主張は違ってるように見えるけれど、これはあくまで規約違反はどうあっても起こる、そして最終的に対処するケースが多いのはシナリオリンクであるということに過ぎない。


 シナリオリンクの立場を考えて言えば、十人十色の個人サイトの規約まで目を通し、知り尽くすのは不可能だろうし、誰がどんな素材を使ってるかなんてますます理解不可能。しろと言うほうが無理だと思う。
 故に、素材の配布場所や規約を一元化するのがやりやすいのだろうけど、それは素材作者個々人の考え方の違いがあるので、これも無理。
 とすれば、相手に守ってもらいやすい、そして自分が使用される所在を把握しやすく、対処しやすい*1規約を、素材作者個々人で準備する、と言うこともまた必要ではないだろうか、と思うのです。

*1:シナリオリンクへの通報、違反者への通達など